プログラミングで使うエディタ便利テクニック
選択
マウスで文字をドラッグすると選択できるのは知っていますよね?
いままでは文字の始まりから終わりまでマウスの位置合わせ大変でしたね・・・
単語をダブルクリックでも選択になりますよ。速っ!
選択した状態で、shiftキーを押したまま、←キー、→キーを押すと・・・
選択した状態で、shiftキーとctrlキーを押したまま、←キー、→キーを押すと・・・
(macの場合は、shiftキーとoptionキー)
速っ!
コピペ
※以下、Macは ctrl を command に読み替えてください。
選択した状態で、コピー(ctrl+c)、カット(ctrl+x)、ペースト(ctrl+v)ができます。
いままではマウスの右クリックで、コピー&貼り付けをしていたんじゃないかな?
いちいち右手をマウスに持ち変えるよりも、キーボードの方が断然速っ!
コピー&ペーストを略して「コピペ」といいます。
アンドゥ・リドゥ
アンドゥ・やり直し(ctrl+z)
いままではバックスペースを連打してましたか!?
バックスペースに右手小指を移動するよりも、速っ!?
↓のやり直しのやり直しも効く!!
リドゥ・やり直しのやり直し(ctrl+shift+z)
行選択
1行丸々選択したいときがありませんか?
いままで行の最初の文字から最後の文字までマウスでドラッグしていましたよね?
行の先頭にカーソルを持っていって、shift+↓キーを押すと・・・速っ!
(続けて、そのまま↓キーや↑キーで複数行選択を調整してください。)
コメントアウト・コメント解除
Ctrl+/(Mac: Cmd+/) で、入力カーソルのある行をコメントアウト(先頭に//(スラッシュ2つ))できます。
複数行選択状態でやってみると・・・速っ!
デバッグするときなどに、一時的に無効にしたい処理は、こうやって動作しないようにできます。
インデント調整
まだ現時点では、複雑なプログラムではないので、ブロック(処理の入れ子)は出来てません。
例えば、ブロックとは下記のプログラムの「{」とペアになる「}」 に囲まれた部分のことです。
function kansuu(hikisuu) { for (let i = 0; i < 10; i++) { if (i % 2 == 0) { crab.say("偶数") } else { crab.say("奇数") } } }
ご覧のとおり、{ の次の行は少し右に寄っていますが、これを「インデント」と言います。
インデントがあると、「処理のかたまり」「繰り返されるところ」「条件によって変わるところ」がどれか見やすいですね。
ちなみにインデントがなかったら、こんな感じ・・・
function kansuu(hikisuu) { for (let i = 0; i < 10; i++) { if (i % 2 == 0) { crab.say("偶数") } else { crab.say("奇数") } } }
↑とてもわかりにくいですね汗
インデントの重要性を理解いただいたところで、これの付け方なのですが、半角スペース4つでつけられることが多いです。
ですが、いちいち半角スペースを4つも打ち込んでいたら面倒ですね。
そこで便利キーボードショートカットの登場です!
インデントをつけたい(右にずらしたい)複数行を選択した状態で、Tabキーを押すと・・・速っ!
逆にインデントをなくしたい(左にずらしたい)場合は、shiftキー + Tabキーで・・・速っ!
ノーマウス
入力カーソルを移動したいときに、マウスで入力したい位置までマウスカーソルを移動させてクリックしているよね・・・もうマウスに手を移動させる時間ですら、なくしていこう!
1日に行なう右手をマウスに持ち替える時間x回数を計算してみてください(汗
(大人でも知らない・できない人が多いよ!)
Ctrl、Alt (Mac: command, option)を押しながら、上下左右キーでどんな風に入力カーソルが移動するかを試してみてください。
Windowsマシンだったら Homeキー、Endキー、PageUpキー, PagaDownキーを使うと持っと速くカーソル移動ができるかも。
キーボードを使いこなして素早いプログラミングをして、考えたり・何度も試行錯誤をする時間を作ろう!
理解度チェックはありません^^
使いこなしてください!